★前回までのお話はこちら
自分の結婚について振り返ると
両親のことを回想したりするもので
ふと 実母のあるセリフが思い浮かびました。
ある人に
『男の人に苦労する』
・・・と 言われたらしいのです。
それが
カウンセラーのような偉い人からなのか
親しくしている人からなのか
そのことについて母がどのように受け止め 消化することができたのか
いずれも わからないし
聞いても
当事者でないとわからないでしょう
・・・と突っぱねられるのが常なので(笑)
わからないでいいのかもしれないけど
おそらく
相談したときの母の心情としては
深刻だった・・・と いうこと位はなんとなく想定できます。
その当時
子どもながらにひそかに思ったのは
(気にすることないじゃないか・・・)
いざ自分が結婚した今になって思うのは
(男の人っていったって何人もいるでねぇか)
という想いと同時に
たくさんの疑問がわいてきてしまった。
”男の人” と大きく括ってしまうと
いまの悩みが他人のせい・・・みたいに聞こえてしまう。
私だけだろうか?
なんかもっと根底から違う気がする。
もともと男の人には厳しくも、接するのが苦手な節が見え隠れする母だし。
苦労するってより 違う言葉のほうが適切だったんじゃないかな
相談された人が
母の心情を
もっと真摯にうけとめていたら
口癖のようになってた母のこのセリフを
私が耳にすることもなかったように思います。
人から相談を受けるってことは
じつはとっても大切な人生の旅の道しるべになりかわること
・・・であるように私は思います。
問題の根底を深く見つめて
自身が力強く歩きだせるまで 責任をもつということ。
手とり足とりとは違う
心の芯となるような力や光を 真心と誠意を持ってシェアするということなんじゃないかと
相談をうけるって
そういうことだと思うし
いまこうして書いてるブログも
別に カンセラー気取りではないけど
私なりに真心を添えて書いていくようにしています。
前にも書いたけど
自分の思いも 書き出した言葉も
必ず自分に跳ね返ってくるので
言葉や想いの素粒子の力 お忘れなく(・・・と自分に)
まぁ、実際のところ母の気持ちを
確かめたわけでもないので
そうそう そのセリフに深刻になってなかったのかもしれないけど(笑)
結婚して子どもを持ってから
母のことを たびたび思うようになりました。
こんなセリフはどうでもいいので
どうか 穏やかに 楽しく毎日を過ごしていてほしい
そして私自身が
ちゃんと自分と丁寧に向き合いながら
幸せになっていくことで
母の『ネガティブな記憶』をぶちこわして
道をひとつ照らしてあげることに
つながればいいな
今回は この辺までにしておきまする。
いつも読んでくださりありがとうございます。